我輩はネコじゃない

おっさんの与太

中小企業の社長に脅迫を受けた話

不意に思い出した話なんだけど、社会人になりたての頃、中小企業の社長に脅迫を受けた事があった。

 

入った会社がどうにもこうにも、、な会社で、事実いろんな人にご迷惑をかけていた。

そんな状況なので、入社してすぐやった仕事と言えば、かかって来る「困ってます!」電話や「なんとかしてくれ!」電話に謝罪し、対応できる人に相談する事だった。

 

99%の人は怒ってはいるけれど、ムチャクチャ言うわけではなし、きちんとお詫びし、できる限りの対応をする旨伝えると、納得してくれたし、一部のできた人たちは「君に言ってごめんね。でも立場上君に伝えるしかないんだよ」と優しく接してくれた。

やっぱり悪い人が悪目立ちするだけで、世の中いいひとはいっぱい居るのだろう。

 

ただ、今回は悪目立ちする人の話なのだけどね。

 

その人はなかなかだった。

私の歳を確認してきては「青二才」と、おそらく、漫画やドラマ以外、今後人生で使う人と遭遇しないだろう単語を聞かせてくれたり、本人に対してダイレクトに「追い込みかけるぞ」と脅してきたり、しまいには「世の中金を払えば人を痛めつける奴はゴマンと居るんだぜ」とか、、

 

今、もしかしてアレはツッコミ待ちで、延々ボケてたのかも?と思えてきた。

文章化すると客観視できるようになるって、ほんとだね。

 

ちなみにこの話の最大のオチは、当時私が格闘技でそこそこにはやれる大男だったことと、当時良く行った居酒屋で警視庁2課の飲み会が頻繁に行われていて、マル暴の方と顔見知りだったという、社長負けフラグ確定だったことなんだけどね。

 

ちなみに仕事で揉めたくなかったので、ただただ謝り倒した。ご本人は今も知らないだろうし、マル暴氏だけが強烈に義憤に燃えていたのがいい思い出です。